敷地内同居でトラブルが起きない間取りは?ポイントを紹介!

二世帯住宅のように完全な同居ではなく、少し距離のある敷地内同居をご存知ですか。
プライバシーを守りつつも助け合える敷地内同居には、隠された落とし穴があるのです。
そこで今回は、敷地内同居においておすすめの間取りと注意点についてご紹介します。

□敷地内同居でおすすめの間取り

敷地内同居の間取りをしっかりと考えないと、後からストレスを感じてしまうことは多くあります。
どんな間取りであれば、ストレスフリーな生活を送れるのか事前に考えることが大切です。

*リビングは2階にする

いくら仲の良くて気が知れている関係でもプライバシーは大切にしたいものです。
そこで、リビングを2階にすれば覗かれる心配がありません。
カーテンを開けたままにすると、昼間は太陽の当たる開放的なリビングになり同居人の目も気になりません。

加えて、2階から下を見下ろすことができるため庭で何をしているか、車を使ってどこかに出かけたかなどが分かります。

*玄関をL字に設置する

玄関の位置を同居人の家の玄関と真正面に設置してしまうと、同時に家を出た時に気まずい思いをすることがあります。
玄関の位置をずらすことで、中が丸見えになることもありません。

*窓の位置に気をつける

いくら玄関やリビングに気を使っても、窓のサイズや位置によってはプライバシーが丸見えになることもあります。
デザイン面で考えても、小窓がお洒落なこともあるためどんな窓が自分の家に合っているかイメージして選びましょう。

*家と家を繋ぐ道を作らない

まるで二世帯住宅のような廊下でいえと家を繋ぐこともあります。

しかし、それでは、同居しているのと同じです。
あえて同居ではなく、敷地内同居を選んだ理由を考えてから検討しましょう。

*ポストを別にする

同居人に見られたくない郵便物も何通かはあるのではないでしょうか。
代わりに受け取ってもらえることが楽というメリットもありますが、プライバシーに関してのデメリットも知っておきましょう。

□敷地内同居でトラブルを避けるために行うべきこと

敷地内同居で後にトラブルが起きないよう事前に注意すべきことを紹介します。

1.防音対策を行う

生活リズムの違いで、過度な音漏れはトラブルの元になります。
予め防音対策をしっかりとして、お互いにストレスのない生活ができるようにしておきましょう。

2.洗濯物を干す場所に屋根をつける

身近な存在であれば、その善意から雨の日に洗濯物を取り込んでおこうという気持ちで勝手に家に上がることもあります。
そんな時に、屋根があれば無断で家に上がる心配もなく、雨にも濡れないため便利です。

□まとめ

今回は、敷地内同居においておすすめの間取りと注意点についてご紹介しました。
敷地内同居には、助け合いながら生活できるという大きなメリットもありますが注意しなければならない落とし穴が存在するのも事実です。
予めどんなトラブルが起きるか想定して、工夫を凝らした上での敷地内同居をしましょう。