引き戸と開き戸どっちを選ぶ?最適なドア選びで快適な住まいを実現

  • お役立ちコラム

新築やリフォームを検討中の方、家づくりの大きなポイントとなるドア選び。
引き戸と開き戸、どちらを選びますか?

毎日何度も使うドアだからこそ、使い勝手やデザイン、そして費用まで、様々な点を考慮する必要があります。
実は、それぞれのドアには明確なメリット・デメリットがあり、設置場所やライフスタイルによって最適な選択肢は大きく変わるのです。

今回は、その違いを詳しく見ていきましょう。
理想の住まいづくりに役立つ情報を提供します。

引き戸のメリットとデメリット

引き戸のメリット

引き戸は、開閉にドアの前後のスペースを必要としないため、狭い廊下や部屋でも有効にスペースを活用できます。
特に、高齢者や車椅子ユーザーがいる家庭では、開閉が容易で安全なため、バリアフリーの観点からもおすすめです。

また、開閉時の音も比較的静かで、生活音に配慮したい場合にも適しています。

さらに、換気のために少しだけ開けておくことも可能です。

引き戸のデメリット

引き戸は、開き戸に比べて気密性や防音性に劣る傾向があります。
そのため、断熱性を重視したい部屋や、静寂を保ちたい寝室などには、必ずしも最適とは言えません。

また、戸の横にはスライドさせるためのスペースが必要となるため、設置場所の選定には注意が必要です。
種類によっては、レール部分の掃除が必要になる場合もあります。

引き戸の適切な設置場所

引き戸は、スペースを有効活用したい廊下、洗面所、クローゼットなどに最適です。

また、高齢者や子どもがいる家庭では、安全性を考慮して、リビングや寝室への設置も有効です。

一方、防音性や気密性が求められる寝室や書斎には、開き戸の方が適しているでしょう。

開き戸のメリットとデメリット

開き戸のメリット

開き戸は、引き戸に比べて気密性と防音性に優れています。
そのため、冷暖房効率を高めたい部屋や、外部の音を遮断したい部屋に適しています。

また、デザインのバリエーションも豊富で、様々なインテリアに合わせやすいというメリットもあります。
ペットドアの設置も可能です。

開き戸のデメリット

開き戸は、開閉のためにドアの前後のスペースが必要になります。
そのため、狭い廊下や部屋では、スペースを圧迫してしまう可能性があります。

また、開閉時にドアが人にぶつかる危険性もあるため、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では注意が必要です。
開閉に力が必要な場合もあります。

開き戸の適切な設置場所

開き戸は、防音性や気密性を重視したい寝室、書斎、客間などに適しています。

また、デザイン性を重視したいリビングやダイニングにもおすすめです。

ただし、スペースに余裕がない場所には設置が難しい場合があります。

リフォーム費用とライフスタイル

引き戸のリフォーム費用

引き戸へのリフォーム費用は、使用する材料や工事内容によって大きく異なりますが、室内ドアの場合、20~50万円程度が相場です。
玄関ドアの場合は、工事規模が大きくなるため、100万円を超える場合もあります。

開き戸のリフォーム費用

開き戸へのリフォーム費用も、材料や工事内容によって変動しますが、室内ドアの場合、比較的低価格で済むケースが多いです。

しかし、壁の改修が必要な場合は、費用が高くなる可能性があります。

ライフスタイルに合わせたドア選び

ドア選びは、単に機能性だけでなく、家族構成やライフスタイルも考慮することが重要です。
小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、安全性の高い引き戸がおすすめです。

一方、防音性や気密性を重視するなら、開き戸が適しているでしょう。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適なドアを選びましょう。

まとめ

今回は、引き戸と開き戸のメリット・デメリット、適切な設置場所、そしてリフォーム費用について解説しました。
それぞれのドアには明確な特徴があり、ライフスタイルや住まいの状況によって最適な選択肢は異なります。
スペースの有効活用、防音性、気密性、安全性、デザイン性などを考慮し、ご家族にとって最も快適なドアを選びましょう。

リフォームを検討する際は、専門業者に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
快適な住まいづくりを実現するために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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