新築住宅のシューズクロークの間取りと収納術について解説!

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理想のシューズクロークを実現するために。
間取りと収納プランニングの最適解を探りましょう。

新築住宅の玄関は、家族の生活動線と来客への印象を大きく左右する重要な空間です。
その玄関を快適で美しく保つために、シューズクロークは欠かせない存在になりつつあります。

しかし、種類も豊富で、間取りや収納プランニングを誤ると、せっかくのシューズクロークが使いにくい空間になってしまうことも。

今回は、シューズクロークの種類から収納プランニングのポイントまで、具体的な事例を交えながら解説します。
後悔のない家づくりを実現するために、ぜひ最後までお読みください。

シューズクロークの間取り

ウォークインクロークの特徴

ウォークインクロークは、出入り口が1ヶ所だけのタイプです。
そのため、3面を収納スペースとして活用でき、抜群の収納力を誇ります。

1畳程度のスペースでも設置可能で、玄関横に小さな部屋があるようなイメージです。

扉付きにすれば、プライバシーも確保できます。

ただし、室内から直接アクセスできないため、出し入れの際に玄関まで移動する必要がある点はデメリットと言えるでしょう。

ウォークスルークロークの特徴

ウォークスルークロークは、玄関と室内、両側から出入りできるタイプです。
「玄関→シューズクロークで靴を脱ぐ→室内へ」というスムーズな動線が実現できます。

家族の帰宅時や来客時にも便利で、玄関が散らかりにくくなります。

しかし、収納スペースはウォークインタイプに比べて狭くなる傾向があります。

オープンタイプの特徴

オープンタイプは、出入り口に扉がないタイプです。
視覚的に開放的で、出し入れが非常に簡単です。

また、扉の費用もかかりません。

ただし、玄関から収納の中身が丸見えになるため、生活感が気になる方には不向きです。
ロールスクリーンやカーテンなどを活用して目隠しする工夫が必要になります。

クローズタイプの特徴

クローズタイプは、出入り口に扉が付いたタイプです。
玄関がスッキリとした印象になり、来客時にも安心です。

スライド式の扉を選べば、普段は開けておき、必要な時だけ閉めることも可能です。

ただし、扉の費用や、開閉のためのスペースが必要になります。
収納スペースも若干狭くなる可能性があります。

間取りと生活スタイルの適合性

シューズクロークの種類を選ぶ際は、家族構成や生活スタイルを考慮することが重要です。
例えば、アウトドア用品が多い家庭では、収納力の高いウォークインタイプが適しているでしょう。

一方、動線のスムーズさを重視するならウォークスルータイプがおすすめです。
小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、出し入れのしやすいオープンタイプも選択肢として考えられます。

必要な広さの目安

シューズクロークの広さは、収納したい物によって大きく異なります。
最低限必要な広さは1畳ですが、靴だけでなくベビーカーや季節物なども収納したい場合は、1.5畳以上がおすすめです。

家族の人数や趣味、ライフスタイルを考慮し、余裕のある広さを確保することが、快適な空間を作るポイントです。

シューズクロークの収納プランニング

収納したい物のリスト作成

まずは、シューズクロークに収納したい物のリストを作成しましょう。
靴の種類や数、コート、傘、ベビーカー、アウトドア用品など、具体的に書き出してみましょう。

それぞれのアイテムのサイズを測り、収納スペースの計画に役立てます。

収納方法とアイテムの選定

収納方法には、棚、ハンガーパイプ、引き出しなど様々な方法があります。

収納したい物の種類やサイズに合わせて適切な収納アイテムを選びましょう。
例えば、靴は種類別に分けて収納したり、高さのあるブーツは専用の収納を使うなど、工夫することで収納効率がアップします。

効率的な収納レイアウト

収納レイアウトを計画する際には、使用頻度や取り出しやすさを考慮しましょう。
よく使う物は手の届きやすい場所に、あまり使わない物は高い位置に収納するなど、工夫することで使い勝手が向上します。

また、デッドスペースをなくす工夫も重要です。

動線と使い勝手の考慮

シューズクロークの動線も重要です。

ウォークインタイプの場合は、スムーズに動けるよう、十分な通路幅を確保しましょう。

ウォークスルータイプの場合は、玄関と室内へのアクセスがスムーズになるよう、レイアウトを計画します。

メンテナンス方法と収納術

シューズクロークは、湿気や汚れに気を付ける必要があります。
定期的な掃除や換気を行い、防カビ・防虫対策も忘れずに行いましょう。

収納術としては、収納ボックスなどを活用して、整理整頓を心がけることが大切です。

収納プランニングの注意点

収納プランニングでは、将来的な変化も考慮することが大切です。
家族構成の変化や趣味の変化によって、収納ニーズは変わることがあります。

可動棚などを利用することで、柔軟に対応できる収納スペースを作ることが重要です。

まとめ

今回は、シューズクロークの間取りと収納プランニングについて解説しました。
ウォークイン、ウォークスルー、オープン、クローズといった様々なタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
最適なタイプを選ぶためには、家族構成や生活スタイル、収納したい物などを考慮することが重要です。

適切な広さを確保し、効率的な収納レイアウト、動線などを計画することで、使いやすく快適なシューズクロークを実現できます。

収納プランニングでは、リスト作成、収納方法・アイテム選定、レイアウト、動線、メンテナンス、将来的な変化への対応などを考慮しましょう。

これらの点を踏まえ、理想のシューズクロークを設計してください。

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